人事・労務の知恵袋

採用 ITエンジニア、採用天気予報(7~9月)

Tech総研より、今年9月までのITエンジニア8職種に関する採用動向予想が発表されました。

5月の連休以降、IT系コンサルティングファームや大手化学メーカーなどから大量の求人が出てきており、エンジニア中途採用市場には景気回復を実感させる賑わいが、緩やかながらも戻りつつあるようです。

もちろん、失業率自体は5%前後で高止まりしており、本格的な雇用回復を言うのはまだ早く、業界や職種によって、雇用回復は本格的とはいえません。

【概要】
1.エレクトロニクス系求人に比べると、制御系エンジニアの求人はあまり増えていない。

2.Eコマース、SNS、ポータルサイト、ネット広告、あるいはソーシャルアプリ事業などを展開する、ネット系企業の好調が続いている。採用局面では、ウォーターフォール型ではなく、仕様の変更に柔軟に対応するアジャイル開発に慣れている人が有利。コーディング能力だけでなく、サービスを企画・立案する能力が求められている。

3.年初から右肩上がりに上昇してきたITコンサルタント求人は、5月連休明けからさらに動きが活発傾向に。これらの動きはIT系ファームに限られ、戦略系や会計系ファームの出足はまだ鈍い。

4.サーバーを仮想化して運用するデータセンターや企業が増え、それを反映して「仮想化技術」をキーワードにした求人が目立つように。今のところデータセンターやホスティング企業からの求人がメインだが、仮想化製品を扱うプロダクト商社、SI企業、ネットワーク・インテグレーターからも求人がある。

5.電気・電子系の求人は5月の段階で、弱含みで推移。一人気を吐いているのは、東海地区の自動車部品サプライヤーで、モーター・ECU・インバーター・パワーエレクトロニクス関連の採用意欲はかなり高いものがあります。他では、欧州やアジア系の外資系装置メーカーや電子デバイスメーカー、医療機器メーカーに動きがあり。外資系に転職する可能性が高い人は、やはり英語力に自信のあるエンジニア。

6.大手自動車部品サプライヤーからの求人意欲は依然として強いまま。

7.半導体市況の回復が伝えられ、半導体製造装置メーカー各社の決算も好調。昨年は大規模リストラもあった半導体プロセスエンジニアですが、求人が戻ってくる気配が。

8.この2~3年の化学系求人は、「氷河期」と言われるほど中途採用が低迷したが、ここにきてようやく氷が解け出したという印象。全体的に工業製品の出荷量が増えてきていることが反映しているのではないか。

制御系SEと半導体関連職種は依然として採用動向は鈍いものの、4~6月に比較しても、ネット系・コンサル・化学が好調に転じてきています。

ようやく企業業績にも先が見え採用市場にも回復傾向が少しずつ出てきたようです。


職種別採用天気予報(2010.7~9月)Tech総研
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001713


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投稿日:2010/07/06
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