大学生向け学習管理SNSを提供するペンマーク社が、Z世代の社会人が「この人の下では働きたくない」と感じる上司の特徴に関する調査を実施しています。
「この人の下では働きたくない」と感じる上司の特徴は、「高圧的・威圧的な態度」(61.9%)が最も多く、「感情的な言動が多い」(54.5%)、「指示が曖昧・矛盾している」(42.6%)と続いていました。
上位を見ると、Z世代が上司に求めているものは業務スキルや経験だけではなく、「人として」尊敬できない部分や、心理的安全性を損なう言動をする上司が、Z世代には敬遠されがちであることが分かりました。
3位に「指示が曖昧・矛盾している」がランクインしていることから、上司としての基本的な業務遂行能力(マネジメントスキル)が欠如しているケースも、Z世代から厳しく評価されており、タイムパフォーマンスを重視するZ世代にとって、無駄な時間や労力は大きなストレスとなってしまい、上司のマネジメント能力への不信感に直結しているようだ。
人事評価制度のサポートにおいて、Z世代の多い会社は、管理職相当の等級の定義や評価項目などを検討する際には、「人として」の部分やタイムマネジメントなどの要素も取り入れてもいいのかもしれません。