人事・労務の知恵袋

人事・労務 第三子出産祝いに100万円

6月17日 日本経済新聞より

富士フイルムは7月から出産・育児支援策を拡充するとの発表。

第三子が生まれると100万円の祝い金を支給するほか子供が一定年齢に達するまで1日最大2時間の勤務時間短縮を認める制度を導入。
不妊治療支援として最大1年間の休職制度も設けます。

仕事と出産・育児の両立を支援する制度の充実で女性社員の離職を抑えて管理職への登用を増やしたい考えのよう。

出産祝い金は第一子で5万円、第二子は10万円、第三子以降は1人につき100万円。

勤務時間短縮の対象者は小学校生3年生までの子供を養育する社員で、保育園の送り迎えの時間などの確保を支援。
(以上、記事より)


人材確保と組織体制ができている大企業ならではの制度導入です。

就業環境が整うほど働く側もより良い環境を目指し入社していきますので、人材の量も質も集中していきます。

大企業では、元からある制度に加えて、将来を見据え人材確保のために様々な手当や制度を導入しており、中小企業との就業環境の差がますます広がっているように感じます。

それにしても第三子だけいきなり100万円とは、本当に出産育児を支援しているのか、第三子までお子さんをもたれる方が少ないからここから祝い金を高くしたのか。。。少しギモン。
 

投稿日:2007/06/18
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