人事・労務の知恵袋

人事・労務 飲みニケーション 半数が不要

【執筆者】社会保険労務士法人スマイング コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢

忘年会、新年会を開催する企業も、昨年より増えているのではないでしょうか。ワークポート社が「飲みニケーション」について調査を実施しており、「働く上で飲みニケーションは必要だと思うか」について、「必要派」は50.9%、「不要派」は49.1%と約半数が不要と回答しております。
必要派からは、業務ではあまり接点がない相手と交流できる点をメリットとする意見や、業務外の会話によってコミュニケーションや理解が深まるとする声が挙げられています。
不要派からは、仕事上のコミュニケーションにプライベートな時間やお金を使いたくない、仕事中にすべきとする意見や、職場の飲み会は仕事の延長だとし残業代が出るならよいとする意見も挙げられており、「飲んだ勢いで暴言を吐く人や態度が大きくなる人がいるから」、「お酒が入るとセクハラ、パワハラ発言が増えるから」など、飲み会でのハラスメントを理由とする意見も挙げられていました。
昨年は、アフターコロナにより外食の機会が増えているせいか、ハラスメントに関する相談も増えましたが、セクハラもパワハラも飲み会に関連して発生しているケースが多いように見受けられます。
これから新年会を予定している企業は、改めて注意喚起などされてもいいのかもしません。
研修プログラム>ハラスメント

 

投稿日:2024/01/09
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