人事・労務サポート、就業規則、給与計算、社会保険・雇用保険の手続き、助成金。 -東京都のなりさわ社会保険労務士事務所-

2009.02.16【vol.005】解雇と雇用調整


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○ 伸びてるIT企業の人事・労務の仕組み
◎  ~人と企業に元気と笑顔を!~
● 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。
社会保険労務士の成澤です。

2月に入り、情報システム系での技術者の常駐派遣が3月末で契約
終了となり、技術者引き上げの相談が増えてきました。

4月には新入社員も入社する事から、新入社員と合わせての派遣先
が見つからず、休業補償をしながらの一時待機要員が増えそうだと
苦慮される企業が出てきています。

2月より雇用調整助成金等の支給要件が大幅に緩和されています
ので、このような公的助成金を上手く活用したいものです。


2/12 雇用調整助成金の支給要件緩和のポイント
http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51234338.html

2/16 雇用調整助成金、中小企業緊急雇用安定助成金の申請フォーム
http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51235411.html



──────────────────────────────
【今週のコラム】解雇と雇用調整
 客先からの技術者引き上げへの対応策を考える
──────────────────────────────

情報システム系の企業では、客先に派遣している技術者の引き上げを
いきなり通告されるケースが出てきています。

4月入社の新入社員も抱えている中、既存の技術者まで引き上げて
くるとなると、新たな派遣先が出てこない限り、待機となる技術者
社への人件費が直接的に企業収益を圧迫しかねません。

このような状況においては、短期的な対策と長期的な対策との
両面から十分な検討を行う必要があります。

短期的な人件費圧迫にのみフォーカスした雇用調整を行ってしまうと、
先々受注が元に戻ったときに、自社の技術者が不足した形で思った
ように案件確保ができなくなる可能性が高くなります。

かといって長期的な対応のみ考えていては、現時点での人件費より
結果として企業の存続が危ぶまれる可能性もあるわけで、
では一体どうすれば最善といえるのでしょう。

当面の間、技術者引き上げが確定しており、他現場への派遣見込みも
難しいようであれば、現在、支給要件が緩和されている雇用調整助
成金などを活用し、待機している技術者への休業手当補てんを行う
のも一方法といえます。

4月入社予定の新入社員については、現時点で採用内定を取り消す
というのも現実として難しい事から、当初の採用条件からの条件
引き下げを考えざるを得ないというのもあるでしょう。

ただし、この場合には引き下げられた条件に対する個別合意を必ず
行う事と、業績が戻った際の条件をどのようにするかなども、
十分に話し合う必要があると考えます。

解雇や雇用調整というセンシティブな内容については、
従業員との間で取り交わす「雇用契約書」内での条件内容の明示が
とても重要になります。

雇用契約書に不備があっては、単に雇用条件の不利益変更になって
しまいかねません。

取り交わす前に十分に記載内容を吟味し、細かい部分での不備が
ないようにしましょう。


ちなみに、現場から技術者が引き上げている今を逆にチャンスと捉え
自社内開発を進めるいう企業もありました。
今の状況をどう捉えていくかによっては、ビジネスチャンスも見え
隠れしているともいえそうです。


「小さなミス」が命取りにならないよう
リスク回避ができる「雇用契約書」かどうか確認したい方
ぜひ、ご相談ください。

「雇用契約書」「解雇・雇用調整の相談」は
 ↓
 http://www.nari-sr.net/contact/


──────────────────────────────
★小冊子・マネジメントレポートのご案内★
 http://nari-sr.typepad.jp/main/minibook.html
──────────────────────────────

【無料】経営のヒントに!マネジメントレポート
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
経営者の方や経営幹部・人事責任者の方向けに、人材活用の面から
経営に関する話題を取り上げ、企業がかかえる課題とその解決方法
についてのレポートを毎月お送りします。

 * 社員との関わり方で困っている。。。
  * もっと強い会社・組織を作りたい!
  * 経営情報を誰かに交通整理をして欲しい!
  * 後継者や幹部に人事について学んでもらいたい!

などの課題を解決するためのヒントを、専門用語を使わず、
具体的事例を交え、A4版5ページ程度にまとめてレポートします。

●レポートをご希望の方は、こちらよりお申込みください。
 バックナンバーをご希望の方は、ナンバーとタイトルを合わせて
 ご連絡ください。
 ↓
 http://form.mag2.com/mouepoupro


バックナンバーからの「おススメ」
2008/12.逸材と“問題児”の早期発見法
【1】ただの問題児が大問題を起こす“今の現実”?
【2】思いもよらないところに隠れている“逸材”!
【3】逸材と問題児をもっと“早く”見分けられないか?
【4】人材の“言い訳”背景と経営感覚とのギャップ
【5】問題児に“かき回されない”体制作りの重要性




【無料】小冊子 労務問題を5分で解決。就業規則7つの間違い!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
退職する社員が他の社員を引き連れて辞めていく
連絡もなく突然出社しなくなった
ルールは守らないが能力は高い社員をどうするか

などに効果的な対策を簡潔に解説しています。
就業規則を作成する際の注意点もぜひ確認してください。

●小冊子をご希望の方は、こちらよりお申込みください。
 ↓
 http://form.mag2.com/mouepoupro



【無料】小冊子 労基署調査はココをみる!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・昨年までの労働相談件数や個別紛争に関する統計資料
・最近の労働基準監督署調査状況
・労務リスクを回避するためのルール
などを解説しています。

●小冊子をご希望の方は、こちらよりお申込みください。
 ↓
 http://form.mag2.com/mouepoupro



──────────────────────────────
▼「人事・労務の玉手箱ブログ」より

2/12 雇用調整助成金の支給要件緩和のポイント
http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51234338.html

2/9 2009年の賃上げ見通し
http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51232272.html



━◆編集後記◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本法令さん主催の「最新IT関連企業の人事・労務管理と就業規則」
セミナーがおかげ様で90名を超える申し込みがあったようです。
せっかくご縁があって参加頂ける方々に、旬な話題と最新の情報を
お伝えしなくてはと、思わず資料を作る手にも力が入ってきます。
──────────────────────────────
発行責任者:成澤紀美 mlmg@nari-sr.net
発行元  :IT人事労務ネット http://www.it-jinji.net
            なりさわ社会保険労務士事務所 http://www.nari-sr.net

発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000281105.html

「伸びてるIT企業の人事・労務の仕組み」
 バックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000281105/index.html
   

お問合せはこちら