IT業界向け人事労務サポート、会社を守る就業規則、人事・賃金制度コンサルティング
2009.02.02配信【vol.003】派遣契約と請負契約(第3回)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●○ 伸びてるIT企業の人事・労務の仕組み◎ ~人と企業に元気と笑顔を!~● ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。社会保険労務士の成澤です。巷では、相変わらず「人員削減」「前年比マイナス」「不景気」とどこもかしこもマイナスの話しばかり。「今は何とかなってるけど、これからどうなるか…」マスコミも連日取り上げてますが、こんな時代だからこそ売上落とさず元気にがんばっている企業を取り上げてみたらいいのにと思ってしまいます。Tech総研の記事に、「過酷な現状に負けない!エンジニアが考えた不況脱出法」というのがありました。雇用は縮小傾向、給与は早い段階から抑えようとする動きが見られるようです。また業界の体力感という点では、コンサル系・Sier・情報サービス関連は、他業界に比べて「強みがある」と感じている一方、同じIT企業でも受注開発型のソフトハウスは「強みがある」と感じている人は少なかったのが特徴的です。★エンジニアが300人が語る「100年に一度の不況」の実態http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51228801.html──────────────────────────────【今週のコラム】派遣契約と請負契約(3) 派遣契約と請負契約のグレーゾーン──────────────────────────────派遣契約と請負契約は、どこまでが請負契約として成立するのかのグレーゾーンを考えなくてはいけません。システム開発・運用現場では、こんな形で業務を行っている事がよく見られると思います。例1ユーザー企業のシステム開発・運用業務で、2次請・3次請企業のIT技術者が常駐し、ユーザー企業のシステム担当者から直接指示を受けている例2元請システム・インテグレータに、3次請け・4次請け企業のIT技術者が常駐して、元請け企業のマネジャーやSEから直接指示を受けて開発している例3常駐している3次請け、4次請け企業のIT技術者に対する残業や休日出勤の指示を、元請企業のマネジャーやSEが直接出している契約書上では請負契約や派遣契約が成立しているものの、現場での指示命令や勤務状況の管理・指示は、ユーザー企業や元請企業が行っているというものです。最近では元請企業に指導が入るためか、請負先企業もマネージャーを配置して、直接指示命令が出ないような体制を取るところも多くなってきましたが、現実には上記のような現場がみられます。1次請け請負先企業に、2次請け企業から派遣契約として自社の技術者を派遣する。2次請け企業は3次請け企業から派遣契約として技術者を派遣させ、これを直接開発現場に派遣させる。果ては、個人事業主(フリーランス)の技術者を雇用したとしこれを直接開発現場に派遣させる。と、IT業界全体が偽装請負や多重派遣に頼った構造で成り立っているため、これを完全に契約形態通りの体制をとる事は難しいというのが現実です。ちなみに、例1~例3の現場は、すべて「偽装請負」に該当するとし最悪1年以下の懲役または100万円以下の罰金となる違法行為になります。法律上はブラックゾーンになりますが、グレーゾーンくらいかなと思われた方も多いのではないでしょうか。次回は、請負契約と派遣契約の組み合わせをひとつひとつ具体的に検証してみましょう。(続)──────────────────────────────★小冊子・マネジメントレポートのご案内★ http://nari-sr.typepad.jp/main/minibook.html──────────────────────────────【無料】経営のヒントに!マネジメントレポート~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~経営者の方や経営幹部・人事責任者の方向けに、人材活用の面から経営に関する話題を取り上げ、企業がかかえる課題とその解決方法についてのレポートを毎月お送りします。 * 社員との関わり方で困っている。。。 * もっと強い会社・組織を作りたい! * 経営情報を誰かに交通整理をして欲しい! * 後継者や幹部に人事について学んでもらいたい!などの課題を解決するためのヒントを、専門用語を使わず、具体的事例を交え、A4版5ページ程度にまとめてレポートします。●レポートをご希望の方は、こちらよりお申込みください。 バックナンバーをご希望の方は、ナンバーを合わせてご連絡ください。 ↓ http://form.mag2.com/mouepouproバックナンバーからの「おススメ」017.現状に安住しがちな従業員も適度のショックで意識を変える? 【1】一つの“部門ごと”他社に“吸収”された…? 【2】いつの間にか“働く意識”が変わっていた…! 【3】現状に“安住”してしまうと人は意欲を失う? 【4】仕事量急増でも労働時間が増えなかったBさん 【5】ショック療法を効果的に使う際の2つの留意点【無料】小冊子 労務問題を5分で解決。就業規則7つの間違い!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~退職する社員が他の社員を引き連れて辞めていく連絡もなく突然出社しなくなったルールは守らないが能力は高い社員をどうするかなどに効果的な対策を簡潔に解説しています。就業規則を作成する際の注意点もぜひ確認してください。●小冊子をご希望の方は、こちらよりお申込みください。 ↓ http://form.mag2.com/mouepoupro【無料】小冊子 労基署調査はココをみる!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・昨年までの労働相談件数や個別紛争に関する統計資料・最近の労働基準監督署調査状況・労務リスクを回避するためのルールなどを解説しています。●小冊子をご希望の方は、こちらよりお申込みください。 ↓ http://form.mag2.com/mouepoupro──────────────────────────────★日本法令さんのセミナーで講演します★ http://www.horei.co.jp/seminar/2009/3.8.html──────────────────────────────日本法令主催の業種別セミナー「IT関連企業の労務管理や就業規則はどうあるべきか!? 最新IT関連企業の人事・労務管理と就業規則」で講演をします。日時 3月8日(日)10:00~13:00会場 総評会館(東京都千代田区神田駿河台3-2-11) 定員 60名IT業界の特徴を踏まえた上で、どのような労務管理を行えば労務トラブルを未然に防止することができるのか、自社のルールを就業規則として規定する場合のポイントはどこにあるのか等について単に法律違反にならないようにするという消極的なものではなく会社も安心し、社員が納得でき、結果として会社が発展していくための「積極的なルール作り」という視点からを解説していきます。──────────────────────────────▼「人事・労務の玉手箱ブログ」より1/30 平成21年度の年金額http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51229668.html1/28 エンジニア300人が語る「100年に一度の不況」の実態http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51228801.html1/27 「使用者」人事労務用語http://blog.livedoor.jp/nari_sr/archives/51228528.html━◆編集後記◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1月最後の日、東京は台風並み横なぐりの雨と強風がふきました。冬に台風並みの低気圧がくるのは珍しいです。この時期はいつも「西高東低」冬型の気圧配置で、毎日晴天が続きます。その分、お肌もカサカサになるくらい乾燥してますが。先週は雨の日が多く、少ししっとりとした気がします。今日は、朝から気持ちのいい青空になりました。──────────────────────────────発行責任者:成澤紀美 mlmg@nari-sr.net発行元 :IT人事労務ネット http://www.it-jinji.net なりさわ社会保険労務士事務所 http://www.nari-sr.net発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000281105.html「伸びてるIT企業の人事・労務の仕組み」 バックナンバー・配信停止はこちら⇒http://archive.mag2.com/0000281105/index.html このメールに返信すれば、発行者さんへ感想を送れます